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IncuCyte Antibody Internalization Assays

IncuCyteアプリケーション

抗体のインターナリゼーション

はじめに

抗体のインターナリゼーションとは?

抗原を介する抗体のインターナリゼーションは、いくつかの抗体治療薬において重要な役割を担っています。抗体を治療薬として用いることで、有効性を高め、副作用が生じる可能性を軽減しつつ、狙った部位や細胞に薬物を送達するという技術がますます注目されています。効果的な疾患治療薬としての治療用抗体の重要性と影響は、自己免疫、癌・炎症、心血管疾患、感染症など、多数の分野に広まっています。

最新の研究と治療的展望

抗体のインターナリゼーションは、抗体の発見に関連する領域や、標的を介するインターナリゼーションに、次々と治療に有益な影響をもたらしています。例えば、毒性の高い薬剤を抗体薬物複合体(ADC)を介してがん細胞に送達するがん細胞の表面受容体(EGFR)を、取り除いたり分解する抗体免疫療法により、腫瘍細胞を特定し免疫細胞に死滅させる(ADCCやADCP)、といった働きが挙げられます。また、抗体に対する機能的反応(抗体クリアランス など)を測定し、最適化することが重要です。抗体の開発過程において抗体の定性的な薬物動態測定値を最適化することが、抗体の主要排泄経路の1つである飲作用にとって必要となります。

それぞれのアプローチには一連の抗体の特徴(例:細胞表面にとどまって腫瘍細胞を特定する能力、ADC送達時の速やかなインターナリゼーション)が必要となるため、このような取り込みプロファイルや抗体候補のクリアランスについて理解することが、抗体工学やインターナリゼーションの特徴を最適化する上で重要となります。

既存手法の拡大と改善

現在のアプローチには、抗体を1つ1つ標識する過程や、洗浄手順、そして単一タイムポイント解析に多くの労力を要するという点で限界があります。その結果、不必要かつ冗長な過程を経たり、細胞を損失したり、単一タイムポイント解析の限界により測定値が欠測・不正確となったりする可能性があります。そのため、抗体スクリーニングや機能的特性解析の全過程において、抗体のインターナリゼーションをリアルタイムな生細胞解析により完全かつ速やかに定量化できる、効率的で低コストな方法の必要性が高くなります。

ソリューション


IncuCyteは、抗体のインターナリゼーションを素早く動的にハイスループットで解析できる、ヒトおよびマウスの両方の試験用抗体(utilizing IncuCyte® Human and Mouse IgG1 FabFluor Red Antibody Labeling Reagent)に対応したこれまでにない新たなソリューションを、自信を持ってご提供します。


デモのご相談やご質問はこちら   アプリケーション一覧    ダウンロード:抗体のインターナリゼーションアプリケーションノート(英語)

概要

IncuCyte® 抗体インターナリゼーションアッセイとは

抗体のインターナリゼーションを、リアルタイムに、96 wellフォーマットで、自動可視化・定量化するための総合的なソリューション。しかも、これがお手持ちの組織培養インキュベータ内で行えます。

(右の動画)IncuCyte® 生細胞解析システムとIncuCyte® FabFluor試薬による抗体インターナリゼーションの動的モニタリング:

ハーセプチンはBT-474細胞内で12時間にわたって好ましい反応(赤色蛍光で測定された箇所)を示している。陰性対照にはIgGアイソタイプを利用。

ダウンロード: IncuCyte®抗体のインターナリゼーションアッセイ・プロトコル(英語)


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特徴と強み

IncuCyte® 抗体のインターナリゼーションアッセイの強み

高感度、動的かつ全自動  蛍光インターナリゼーション測定値で、画像や動画から視覚的に確認

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迅速なシングルステップの標識

培地に添加するだけのプロトコルと組み合わせることで、抗体パネルの試験を効率的に実施

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ハイスループット、高い再現性

  抗体スクリーニングデータから機能に関する重要な情報を取得。抗体の発見に貢献

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高感度、動的かつ自動の蛍光インターナリゼーション測定値で、画像や動画から視覚的に確認

IncuCyte® FabFluor試薬とIncuCyte® 生細胞解析システムにより、シンプルなワークフローで情報量に富んだ解析を行うことができ、新たな知識が得られます。1時間もしないうちにインターナリゼーションシグナルが現れます。このシグナルを経時的に追跡し、インターナリゼーション速度を比較することができます。

ご存知でしたか?

新型IncuCyte S3ソフトウェアは、他にはない使いやすさで、生細胞をイメージ化・解析します。 ソフトウェア詳細

Antibody Internalization - Easily visualize and measure antibody internalization over time using IncuCyte ® FabFluor reagent and automated analysis tools

IncuCyte ® FabFluor試薬と自動解析ツールで、抗体のインターナリゼーションの経時的な可視化・測定を簡単に:

HT1080細胞をIncuCyte® FabFluorで標識したα-CD71またはIgG1アイソタイプ対照(4 µg/mL)のいずれかで処理し、12時間にわたって30分ごとにHD相と赤色蛍光の画像を10倍率で捕獲。FabFluor-α-CD71処理細胞の画像では、細胞質内が赤色に蛍光しているのがわかる(A)。標識アイソタイプ対照で処理した細胞では、細胞が蛍光を発していないのがわかる(B)。赤色オブジェクト面積の推移を自動描出したところ、標識α-CD71で処理した細胞では急速に面積が増加し、アイソタイプ対照ではシグナルが出現していないことを確認(C)。ここに示した画像は処理6時間後に撮影したもの、データは3個のwellの平均値±SEM。

細胞表面抗原の発現によって生じるインターナリゼーション反応における細胞種差を明らかに:

Jurkat(T細胞様)細胞とRaji(B細胞様)細胞(30K/well)を、IncuCyte® FabFluorで標識した各種の抗体(4 µg/mL)で処理し、特異性を調べた結果。30分ごとにHD相と赤色蛍光の画像を20倍率で12時間にわたり捕獲。経時変化データ(AおよびB)から、いずれの細胞株の反応プロファイルも、試験対象マーカーの予測発現プロファイルと一致していることが明らかになり、インターナリゼーション反応は特異抗原が発現したときにのみ生じることが確認。このアッセイにより、Raji細胞の反応(-CD71は、反応曲線がより急勾配であることから、インターナリゼーション速度がより速いと言える)とJurkat細胞の反応との差異が明確に示されている。曲線下面積(AUC)の解析により、両細胞株の全体的なプロファイルが明らかに(C)。データはすべて、4個以上のwellの平均値±SEM、経時変化データは正規化した赤色の面積。

Reveal concentration-dependent responses and conduct pharmacological analyses.

BT-474 Her2 positive cells were treated with increasing concentrations of FabFluor labeled Herceptin using a simple mix-and-read protocol. The time course graph displays an increase normalized red area over time with increasing Herceptin concentrations (A); Area under the curve analysis of this response displays a clear concentration dependent response with an EC50 of 323 ng/mL (B). All data shown as a mean of 3 wells SEM, time course data shown as normalized red area.


迅速なシングルステップの標識を、培地に添加するだけのプロトコルと組み合わせることで、抗体パネルの試験を効率的に実施

多数の試験抗体を速やかに標識します。あとは培地に添加するだけで、抗体のインターナリゼーションを測定することができます。標識の最適化や洗浄手順は不要です。抗体パネル1枚につき15分未満で標識が完了します。

Quick guide

Antibody Internalization - Quick guide


ハイスループットで再現性のある抗体スクリーニングデータから、機能に関する重要な情報を取得し、抗体の発見に貢献

多数の抗体を96 wellまたは384 wellフォーマットでスクリーニングし、一貫性のある細胞特異的なインターナリゼーション反応データを作成することで、試験抗体の特徴を完全に明らかにします。

Antibody Internalization - Achieve robust functional antibody screening with IncuCyte® FabFluor labeled antibodies

ncuCyte® FabFluor標識抗体を用いることで、確実で機能的な抗体スクリーニングを実現:

6種類のCD71抗体(うち1つは2ヵ所のサプライヤーから入手したクローン[クローン1aおよび1b])をHT1080細胞と直接比較。これらの抗体を、細胞に添加する前に、IncuCyte® FabFluor試薬を用いてシングルステップで標識し、インターナリゼーションシグナルを12時間にわたって30分ごとに10倍率で捕獲。IncuCyteから捉えたプレートのデータから、11列目と12列目に陽性対照と陰性対照の反応をはっきりと確認することができ、2枚のプレートのいずれについても、各抗体の反応が濃度依存的であることがわかる(A)。12時間後の対照の反応から、Z値は0.86および0.77で、はっきりとした好ましい反応であることが確認(B)。抗体データを直接比較解析したところ、これらのクローン間でさまざまな反応が生じたことが明らかに(B)。データはすべて、3個のwellの平均値+SEM、対照は8個のwellの平均値。

他手法との比較

他手法との比較

フローサイトメトリーや蛍光顕微鏡法などの従来の方法に比べ、IncuCyte® 抗体インターナリゼーションでは、固有の生物学的特徴が明らかになり、生産性が向上します。リアルタイムな細胞の可視化、速度測定、総合解析、そして培地に添加するだけのプロトコル—これらすべてを96 wellスループットで実現します。

さらに、クエンチングや洗浄手順は不要です。シングルステップで抗体を標識する方法で、1回の実験で多数の抗体を標識することができるIncuCyte® Human and Mouse IgG1 FabFluor Red Antibody Labeling Reagentは、あなたが理想とするソリューションです。本製品の長所を下表にまとめます。

 

IncuCyte®

Flow Cytometry

Fluorescence Microscopy

Biological Insight

Real-time cell visualization
High sensitivity
Rate measurements

Productivity

Integrated analysis
Mix & Read Protocol
96-well throughput

 

  IncuCyte® FabFluor Top Competitor Direct Labeling
Real-time cell visualization
High sensitivity
Rate measurements

注文情報

技術資料

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