アプリケーション
幹細胞をインキュベータから取り出すことなく観察することができます。高品質なHD位相差像で、容器の端から端まで観察し、コロニーを特定することができます。
蛍光レポーターや表面マーカー発現プローブを用いて、導入効率と初期化効率をモニタリングし、自動で定量解析します。
ご自身のデスクから、デジタルマーキングツールを用いて、コロニーを特定し、経時的に追跡することができます。
立体顕微鏡を用いて手動でwellを観察するのは、多くの労力と時間を要します。IncuCyte®は取得した画像を介してwellを観察することができ、さらに複数のユーザーがアクセスできるので、共同作業が円滑になります。
左上:デジタル処理で強調した複数の観察対象。右上:IncuCyte®では、プレートマーキングツールを用いて、容器に物理的なマーキングを行うことができます。左下:形成されつつあるコロニーをマーキング。右下:デジタル処理で、物理的なマーキングを行うコロニーを選択。
IncuCyte®で取得したタイムラプスHD位相差像から、コロニーの展開を追跡。出現したコロニーの軌跡と展開を、前向き、後ろ向きに観察。
細胞表面マーカーを用いて多能性を確認。皮膚線維芽細胞(成人)に由来し、マウス胎仔線維芽細胞のフィーダー細胞上で増殖したiPS細胞。二重標識により多能性を確認。SSEA4一次抗体ペア+Alexa Fluor®488二次抗体とOCT4一次抗体+Alexa Fluor®594二次抗体を併用。左上:画像はwell全体の概観。右上:このwellにおいて両方の多能性マーカーを発現している2個のコロニーを拡大した画像。